松重豊さんは「孤独のグルメ」など数々のドラマに出演し独特の存在感を放つ人気俳優。
最近は高身長を活かしモデルに挑戦するなど今までとは違う一面も見せてくれています。どうする家康も好スタート!
そんな松重豊さんの若い頃からの画像を経歴やエピソードを交えてご紹介し、その人気の秘密に迫りたいと思います。
そして、「孤独のグルメを辞めたい」ってホントなのか調べてみました。
松重豊の年表
10代のエピソード
中学時代松重少年ははじめてセックスピストルズの音楽を聞いたのをきっかけに音楽に興味をもち、ライブハウスに出入りするように。
しかし髪質的にロッカーらしく髪を立てたり、そもそも楽器も出来なかったためミュージシャンになることは断念したそう。
高校時代の松重さん(//∇//)得意技は小外刈り☆ #大相撲 #相撲 #sumo #NHK #松重豊 pic.twitter.com/IPk0Z5afsk
— モモナオ🐶🐶 (@mayutaka1230) November 17, 2013
10代の終わりに大学進学を期に東京へ出て、明治大学文学部で演劇学を学びます。
もともとは製作を目指していたそうですが、次第に演じる側を志すようになっていったようです。
ちなみに大学時代バイトしていた中華料理店「珉亭」にはミュージシャンの甲本ヒロトさんも在籍していたそうです!
二人は同じ日に働き始めて仲良くなり、今でも交友が続いているのだとか。
松重さんははじめから役者志望というわけではなかったのですね。
ついでに昔の松重豊も見ろ。 pic.twitter.com/MlUCtkDFM3
— 衲僧 (@busterbonze) February 27, 2018
また奥様とは大学の友達主宰の飲み会で知り合い19歳で交際開始したそう、松重さんの一途そうな性格が伺えますね。
20代のエピソード
大学在学中の1983年には新宿の小劇場で初ステージを踏みます。
その後の学生生活を通じ東京サンシャインボーイズ(三谷幸喜氏主宰)の作品に関わり続けます。
大学卒業後は蜷川幸雄氏が率いる劇団に入団し1989年まで所属。
劇団退団後は事務所などに所属しないままTVドラマ・映画・コマーシャル・ナレーションなどの仕事をこなしますが、生活は苦しかったようで一時お芝居から遠ざかっていた時期もあったようです。
しかし周囲の人々の励ましもあり、活動を再開。
勝村さんに拍手ですね。
松重豊があんまり売れなくて俳優やめた時に芝居に連れ戻した勝村政信の功績もっと周知れていいと思うし徹子の部屋出た時に地元の荒んだ雰囲気を伝える時に「学校の教室の窓からラブホの看板いっぱい見えるんですよ」ってニヤニヤしてた勝村政信かなり好き。 pic.twitter.com/g5a3ukursT
— おじゃ (@eremoremo) February 19, 2017
1992年に「地獄の警備員」というホラー映画の主演に抜擢されたことをきっかけに少しずつ脇役としての仕事が増えて行きます。
有名劇団に入り本格的に活動を始めたこの頃ですが、役者の仕事を辞めようと思った時期、そこからの再開、そして映画の主役など揺れ動いた20代という印象です。
そういう苦しい時代があってこそ、様々な役を演じこなせる今の松重さんがあるのかもしれません。
30代のエピソード
30代からはドラマ・映画などへの出演が続いている松重さん。
1997年「毛利元就」や2001年の「北条時宗」など大河ドラマへの出演に、大ヒットドラマ「踊る大捜査線」など民放各局からNHKまで多くのドラマに精力的に出演されています。
松重豊 1997年「毛利元就」に出演時の画像
とにかく作品数が多く色んな作品に参加されている30代、キャリアを確実に積み上げていったという印象です。
40代のエピソード
相変わらずドラマ・映画へと出演が続き、連ドラにレギュラー出演することが増えていったのが40代。
2007年には映画「しゃべれども しゃべれども」で演じた湯河原太一役で第62回毎日映画コンクール・助演男優賞を受賞。
2009年には映画「ディアドクター」で横浜映画祭・助演男優賞を受賞されています。
そして2012年にはドラマ「孤独のグルメ」がスタート。
バイプレーヤーとしてのイメージの強かった松重さんですが、本作では主役井之頭五郎を演じ連ドラ初主演を努めます。
作品はその後シリーズ化されるほど好評を博し「五郎さん」は彼の人気や知名度が一段と向上した当たり役となりました。
ちなみに今では松重さんのトレードマークでもある白髪は40代ごろから目立ってきたようで、このころから意識して白髪染めをやりはじめたそうです。
総じてこれまでの努力と地道に積み上げて来たキャリアに、周囲の評価が追いついてきたのがこの頃と言えそうです。
50代のエピソード
2019年には「ヒキタさん!ご懐妊ですよ」で映画初主演を果たします。
また2018年「サンデー毎日」でエッセイの連載がスタート、
2020年には初の短編小説「愚者譫言」を発表するなど演技以外に活躍の場を広げています。
松重豊さんの「空洞のなかみ」を読んでいます。短編小説『愚者譫言』と俳優としてのエッセイ『演者戯言』から成る本作。私は俳優の先輩と呑む機会があまりなかったので、こうして現場の裏話なんかも知れて楽しかったり。松重さんの静かな語り口と、溢れ出るチャーミングさに温かな読後感を味わえます📚 pic.twitter.com/fYwVlHGvMy
— 湯舟すぴか Supika Yufune (@sea_horse_) May 1, 2022
本の販売にあわせ公式YouTubeもはじめるなど、50代ながら新しいことにチャレンジし続けている印象です。
2022年1月に東京で開催された「ヨウジヤマモト プールオム」のファッションショーでは高い身長を活かしモデルとして登場し、ネット・SNSなどで注目の的に。
60代を目前にしてもどんどん新しいことに挑戦し、新たな顔を披露するイケオジっぷりを見せつけてくれているのが50代、現在の松重さんなのです。
追記
NHK「どうする家康」石川数正役 好スタート!! 最後の「語り」も素敵でした♡
松重豊の人気の理由は?
60代を目前にしても幅広い年代に支持されている松重豊さんの人気の理由を以下の3点にスポットをあてて考察していきたいと思います。
1.独特の雰囲気をもちながらどんな作品にも溶け込む俳優としての魅力
2.強面な見た目と人間味あふれる内面とのギャップ
3.挑戦をやめず、年齢とともに味わいが増していくところ
1.独特の雰囲気をもちながらどんな作品にも溶け込む俳優としての魅力
ビジュアル的には体が大きく強面でとっつきにくそうな印象を受けますが、演じられる役はシリアスからコミカルまで演技の幅が広い役者さんというイメージ。
「独特の存在感で作品にスパイスを与えつつも共演者の邪魔をしない」絶妙な加減が出来る点がオファーが絶えない理由の一つかと思います。
2.強面な見た目と人間味あふれる内面とのギャップ
一見近寄りがたい外見に反し、人間味あふれる中身とのギャップも魅力。
そんな松重さんの素顔が見えるのが公式ブログ「修業が足りませぬ」や公式SNS。
基本的に素朴な短いことばで綴られていますが、どこか読むものをほっこりさせてくれる独特の松重ワールドが広がります。
また私生活では奥様と家庭菜園をやっているなど夫婦で仲睦まじく暮らしてる様子も伺え、クールな外見に反する温かな人間性も松重さんが多くの人を惹きつける所以かなと思います。
3.挑戦をやめず、年齢とともに味わいが増していくところ
49歳で始まった「孤独のグルメ」がドラマ初主演と、役者としては少し遅咲きな松重さんですが、年を重ねるごとに味が出てきたというのは誰もが認めるところかと思います。
近年は演技だけでなく、音楽好きを活かしたラジオ番組・公式YouTubeチャンネル・執筆活動・ショーのゲストモデルなど次々と新たな顔を見せています。
年齢に囚われず柔軟に生きている様や、年を取るにつれて役者としても人間としても深みが増していく姿が幅広い年代にファンをもつ理由ではないでしょうか?
松重豊のプロフィール
松重豊さんのプロフィールをさらりとご紹介いたします。
本名 松重豊
出身 福岡県福岡市(生まれは長崎県長崎市)
誕生日 1963年1月19日生まれの59歳(2022年9月30日現在)
血液型 AB型
身長 186.7cm
所属事務所 ザズウ
190cmだった時期もあったそうですが、年齢とともに縮み現在の高さに、それでも十分高身長ですが。
実は生まれた時から体が大きかったそうで、生まれた病院で最大の子だったというエピソードまで!
お仕事では俳優としてテレビ・映画を中心に大活躍されていますが、プライベートでは結婚されており、お子さんは一男一女。
松重さん自身「ラジオ好き」と公言していますが、息子さんはTBSラジオでディレクターとしてお仕事されているそうです。
職業選択においては、お父さんの影響もあったのかもしれませんね。
奥さんとは10代から付き合いがあり、「妻であり友人でもある」という特別な存在なのだとか。
役者として芽が出ず生活が苦しかった時も、遅咲きでブレイクした後も松重さんを支える素敵な奥さんなのだろうなと思います。
松重豊の現在の活動
松重豊主演 ドラマ「孤独のグルメ シーズン10」(テレビ東京系)

スタート 2022年10月7日(金)
時間 初回は深夜0時42~分、2話以降0時12分~
独特のコミカルな世界観と松重さん演じる五郎さんの食べっぷりが視聴者を楽しませてくれる「孤独のグルメ」。
俳優松重豊の代表作と言える本作ですが、ご本人は「食べる量の多さと出演料の安さ」を理由にシーズン3で降板を希望していたそうです。
しかし番組を楽しみにしている視聴者からの言葉により、自分が必要とされていると感じ続投を決心したと言います。
一番組ファンとしては続けると決意してくれたことに本当に感謝です。
そんな本作も今年でシーズン10がはじまるロングヒットに。
10周年を記念して都内の駅広告ジャックやドラマ特製グッズなども登場し、お祝い気分を盛り上げます。
石田ひかりさん、インディアンズ田渕章裕さん、脇知弘さんなどのゲスト陣も発表された新シーズンが楽しみですね!
さらに来年には
大河ドラマ「どうする家康」に石川数正役で出演
2023年1月6日映画「ファミリア」公開
などが決定しているので、こちらも要チェック。
追記
NHK「どうする家康」石川数正役 好スタート!! 最後の「語り」も素敵でした♡
孤独のグルメを辞めたいと噂された真相
松重さんご自身の以下のようなご発言から、「孤独のグルメを辞めたい」と、想像が広がったのではないかと思われます。
飾らないご発言も魅力のひとつですね!
① 最初は、このドラマのお話をいただき、「誰が見るの?」という感じだったそうです。(2014)
②「自分の俳優人生に傷がつくと思った」(2015)
③「マンネリもマンネリ」「オワコン」(2016)
④「おっさんがただメシ食ってるだけ。視聴者がどう楽しむのか、シーズン6をやったが、いまもワカラナイ」(2017)
⑤「大晦日にスペシャルをやると聞いて、テレ東は大晦日を捨てたなと思った」(2017)
⑥「今回をファイナルシリーズにしましょうと提案したが、却下された」(2018)
⑦「こんな仕事で寿命縮めたくねぇなと、最近強く思うようになりました」(2018)
⑧「この間プロデューサーにいつまで続ける気ですか?と聞いたら、人気が無くなるまでと言われて絶望した」(2019)
⑨「演者が飽き飽きしているのに、まだこの番組を見たがる視聴者がいることが不思議だ」(2020)
⑩「老けました。もう痛々しいから辞めろという声が聞こえてきたら、辞める覚悟はできています」(2021)
たぶん、ファンは永遠に辞めてほしくないと思っていると思いますが・・。
まとめ
松重豊さんの若い頃からこれまでを画像とともにまとめてみました。
役者だけでなく、モデルなどの新しい事にも挑戦する素敵なイケオジです。
強面な外見と、コミカルかつ真面目そうな中身とのギャップも衰えない人気の秘密ではないかと思いました。
2022年10月からスタートの孤独のグルメ10も、辞めたいと言いながらも、魅力的にスタートしてホッとしました^^
ガンバってー(⋈◍>◡<◍)。✧♡