2024年大河ドラマ「光る君へ」への出演が発表された柄本佑さん。
父や弟が俳優だということを知っている人は多いと思いますが、姉や母親についてはあまり知らないという人が多いかもしれません。
今回は柄本さんの家族構成や嫁・安藤サクラさんとの馴れ初めなどもまとめて調査してみました。
柄本佑さんの家族について知りたいという方に読んで頂けると嬉しいです。
[ふきだし set=”神戸姉さん”]この記事を読んでわかること[/ふきだし]
- 柄本佑さんのご家族(特に姉・母)について
- 嫁・安藤サクラさんとの馴れ初めなど
柄本佑の姉はどんな人?
柄本佑さんに同じく俳優の弟さんがいることはみなさんご存じかと思います。
しかし彼には「かのこ」さんというお姉さんもいるというのは、知らない方が多いのでは。
親、兄弟揃って役者なのでお姉さんもきっと女優さんと思われるでしょうが、彼女は女優ではないのです。
一般の方なので詳しいプロフィールなどは明かされていませんが、
かつて佑さんが「柄本家は3歳ずつ年が離れている」と発言していたことから彼女は83年生まれのようです。
ここからはそんな柄本家の長女・かのこさんについてご紹介していきたいと思います。
姉・かのこさんは一般人で映画製作に携わっている
かのこさんは一般の方で、映画製作の裏方の仕事に就いているようです。
具体的に言うと「制作進行」と呼ばれる役割を担っており、今までに以下のような作品に関わっています。
『柄本家のゴドー』
『田沼旅館の奇跡』
『ラプラスの魔女』
『ウスケボーイズ』
『劇場版ひみつ×戦士ファントミラージュ!映画になってちょうだいします』
『劇場版ポリス×ラブパトリーナ!怪盗からの挑戦!ラブでパパっとタイホせよ』
『甘い鞭』
『るろうに剣心』
今度から映画を見る際、スタッフロールもチェックしてみて下さい、「柄本かのこ」の名前が発見出来るかもしれませんよ。
柄本かのこさんがしている制作進行とはどんな仕事?
制作進行とは、映画の製作にあたって
- 現場製作費の管理・実行
- ロケーションの監督
- 制作部の指揮
- 他部署との折衝を行う
などの役割を任されているポジションのようです。
多岐に渡る業務内容を担っていて、制作進行が現場にいなければ現場はスムーズに回らないと言われるほど大切な存在。
通常は制作車を運転し、一番先に現場に入り現場のセッティングをします。
撮影終了後にはその逆で、全てを片づけ撤収して帰ることになるので、体力的にもハードそうです。
それくらい映画が好きだからこそ、どんなに負担が大きくても制作進行の仕事を続けられるのかもしれませんね。
柄本佑の母親はどんな人?
柄本佑さんのお母さまは女優の角替和枝さん。
夫・柄本明さんが立ち上げ座長を務める『劇団東京乾電池』に所属していました。
ガンを患い64歳の若さでこの世を去っていますが、生前はかなり強烈な個性を放つ母親だったようです。
佑さん自身が語る角替和枝さんのエピソードから見えてくる彼女の人物像に迫ってみましょう。
母親はかなりのゲーマー
和枝さんはゲーム大好き人間だったようで、何でもゲームをやりすぎて指を疲労骨折したことさえあるそうです。
そんな彼女は、子どもを叱るときにもゲーマーぶりを発揮させていたそう。
佑さんが小学生だったころ「あんたはマリオやゼルダから何を学んだんだ!諦めない心だろ‼」といって怒られたことがあるのだとか。
和枝さんにとってゲームはただの娯楽以上の存在だったようですね。
突然の「私は母を卒業しました」宣言
3人兄弟の柄本家、ある年に長女の大学入学、長男の高校入学、次男の中学入学が重なりました。
その時和枝さんが突如口にしたのが「私は母を卒業しました。3人分もお弁当を作れません」の言葉。
彼女はその後一人一人に500円玉を手渡したそうです。
お弁当作りを辞めると伝えるのに母親卒業宣言を行うとは、言葉のチョイスが個性的なお母さんだったようです。
母親とは相談しやすい友達のような関係
佑さんと和枝さんは何でも相談出来る友達のような関係だったそうです。
父・明さんが批評的な物の見方をするタイプなのに対し和枝さんは何でもすんなり受け入れてくれる包容力のある方だったようで、父に相談しにくいことなどは全て母に相談していたと明かしています。
お芝居の仕事を始めてからは、大先輩であるお母さまに仕事の相談などもしていたようです。
2024年大河ドラマ「光る君へ」への出演が発表された柄本佑さんのことを、さぞかしお喜びのことと思います。
柄本佑の家族構成や育った環境は?
大多数が芸能関係者という華やかな家族構成
柄本佑さんは芸能一家の長男として生まれ育ったサラブレットなのです。
まず彼の育った家族を見てみましょう。
父・柄本明(俳優)
母・角替和枝(女優)
姉・柄本かのこ(一般人・映画制作進行)
弟・柄本時生(俳優)
姉以外皆役者という華やかな家族で育った柄本佑さんですが、2012年に結婚してから家族構成が一段と華やかに。
嫁・安藤サクラ(女優)
義父・奥田瑛二(俳優)
義母・安藤和津(タレント・エッセイスト)
義姉・安藤桃子(映画監督、作家)
奥様・安藤サクラさんとの間には女の子が生まれていますが、彼女もまた芸能界に入ることになるのでしょうか。
#徹子の部屋 安藤サクラさんがゲストの回。サクラさんと柄本佑さんとの結婚式での 極々プライベートな家族写真。しかし、俳優が多過ぎて 何かの映画のワンシーンにしか見えないと言う徹子さん。全くその通りの印象を受けました。 pic.twitter.com/bzUf0WVTMf
— ひぞっこ (@musicapiccolino) May 2, 2019
おしどり夫婦の両親の下で育ち、兄弟仲も良好
柄本明さんと角替和枝さんは、仲睦まじいおしどり夫婦。
2人の絆の強さや仲の良さを物語るエピソードは、妻のうつ病を2人で乗り越え、英会話という共通の趣味を持ち、結婚前から毎日喫茶店に通い、長いときにはそこで2時間近くおしゃべりしていたなど枚挙に暇がありません。
そんな愛し合う2人のともに育った兄弟もやはり仲良しのようで、弟・時生さんは「兄が世界で一番カッコいい」が口癖で、兄は「弟大好き」を公言しているほどなのです。
和枝さんの葬儀の弔辞では柄本明さんが、親の自分が言うのも何だが、3人の子どもたちは皆思いやりのある、とても良い子どもたちですと語り、子どもたちへの愛情を感じさせられました。
また、和枝さんのがんとの闘病も「家族全員で病気と闘った」と言い、柄本家の家族の絆の強さを表していたように思います。
嫁との馴れ初めとは
柄本佑さんの奥様は安藤サクラさんですが、2人が知り合うきっかけになったのが弟・時生さんだったというのをご存じでしょうか?
なんでも三人は2008年に「あきた十文字映画祭」というイベントに参加された際、会場へ向かう新幹線の中で一緒になったそうです。
映画の共演者としてサクラさんと面識のあった時生さんが、佑さんに彼女を紹介したのが始まりだったのだとか。
その時サクラさんは俯いて話していたため顔は見えなかったようですが、佑さんは彼女の声を聞きいた時点で、漠然と「この人と結婚するかな」と思ったと明かしています。
そんな出会いをした2人はその後映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』で共演、打ち上げの際に柄本さんがアプーチし、2人の交際がスタートしたのだとか。
その後3年の交際を経て2012年2人はめでたく夫婦となったのです。
ちなみにこの3年の交際というのは安藤さんの父・奥田瑛二さんからの注文だったようで、
「結婚するまで3年間交際すること」を条件に婚約を許してくれたんだとか。
もし奥田さんがそんな条件を出さなければ、2人はもっと早く結婚していたのかもしれませんね。
漠然と結婚を意識した出会いから4年、2人が本当に結ばれたなんてすごいですよね。
なんだかマンガやドラマのような2人の馴れ初めエピソードでした。
まとめ
あまり知られていない柄本佑さんの姉、母親を含めた家族構成についていろいろ調べてみました。
すごい家庭で育った柄本佑さん、嫁・安藤さんとの馴れ初めも興味深いエピソードでしたね。
菅原道真を演じる2024年大河ドラマも楽しみです♪